誰でもできる注目のMVNO!スマホの「データ通信料」節約術 [通信]
スマホユーザーを常に悩ます問題。「通信料」の節約は、どのように行うのがいいのか。すぐに使える手法を、スマホ事情に精通するライターに聞いてきた!
格安SIM 利用率上位8 サービスの利用者満足度は約70%。MMD研究所調べ
◆通信料を軽減して問題を解決!
総務省の統計によれば、携帯電話による通信量は、毎年右肩上がりに増加している。特にスマホユーザーはブラウザーやアプリの使用頻度が高く、通信量が増えやすい傾向にある。結果、設定されたデータ量の制限を超えて、追加で使用料を支払う羽目に陥るユーザーも多いだろう。
そんなデータ使用料を抑える術はないのだろうか。ケータイライターの房野麻子氏は、次のように指摘する。
「通信の使用料は、通信量をギガ単位で減らさない限り、安くすることはできません。例えば通信量を5GBで設定しているドコモユーザーが、月額の通信使用料を減らしたい場合、3GBも通信量を減らす必要があるんです」
そう考えるとメガ単位で、ちまちま通信量を節約しても月額使用料は減らせない。それよりも、できるだけ契約キャリアの3Gや4Gでの通信を使わないようにしたいところ。そのためには、例えばYouTubeやHuluなどの動画を視聴するのは論外だという。
「通信量を格段に引き上げてしまうのが、動画視聴でしょう。基本的なことですが、これをWi-Fi環境下だけに限って視聴することにすれば、ギガ単位で通信量が減らせる可能性も出てきます」
特にもったいないのが、自宅にインターネット環境があるにもかかわらず、スマホでの動画視聴には4G回線を使っているような人。こうしたユーザーは、まず自宅をWi-Fi環境にして、キャリア回線での動画視聴をストップすることから始めるべきだという。
さらに見直したいのが、オフィスでのスマホ利用。Wi-Fi環境のない企業では、スマホでのデータ通信量がかさんでしまう。そんな時に試したいのが、Windows PCを無線LANのアクセスポイント(AP)にする方法。無料ソフトをインストールすることでも簡単に実践できる。また、無線LAN USBアダプターを購入すれば、同様にPCをアクセスポイント化できる。ただし、これらは企業のセキュリティ設定により、使えない場合があることも留意しておきたい。
◆MVNOへの変更が抜本的な解決法
「そうした工夫すらできないのなら、MVNO、いわゆる格安SIMに変えるのが手っ取り早いですね。通話ができて、しかも3000円前後で通信量の制限がないサービスもありますよ。以前と違って、格安SIMに変更するのに特別な知識は必要ありませんし、ナンバーポータビリティで、今までの電話番号を継続するのも、即日で対応してくれます」(房野氏)
ドコモやau、ソフトバンクなどの巨大キャリアの安心感と信頼性の高さを考えると、なかなかMVNOに乗り換えるのは、気分的に難しいかもしれない。だが、例えばワイモバイルは、ソフトバンクグループのMVNO業者だ。通信エリアもソフトバンクと変わらない。
キャリアメールこそ引き継げないが、今や親しい人とは、LINEやフェイスブックなどでやり取りしているだろう。ナンバーポータビリティさえ適用すれば、MVNOに変えたなどとは、誰にも気づかれないはずだ。
<通信料が圧縮できる注目のMVNO業者&プラン>
●楽天モバイル
プラン:コミコミプラン/値段:1880~2980円
5分以内の“通話”が何度でもし放題のオプションを合わせて、2GB~4GBの高速データ通信が可能。対象端末が限定され、2年縛りがある。楽天スーパーポイントで支払いOK
●NTTコミュニケーションズ
プラン:OCNモバイルONE/値段:900円~
110MB(900円)~10GB(2300円)まで、データ容量を設定できる。音声通話(+700円)やSMS(+120円)にもオプション対応。8万2000か所のWi-Fiスポットが利用可能
●IIJmio
プラン:音声通話機能付き SIM みおふぉん ライトスタートプラン/値段:2220円
データ通信が中心だが、時々は通話もするという人向け。アプリで高速/低速モードが切り替え可。低速モードで通話すれば、通信量を節約できる。ドコモのiPhoneが使える
●BIGLOBE SIM
プラン:音声通話SIM 12GBプラン/値段:3400円
たっぷり12GBが使えて、音声通話にも対応。そこそこ電話もしたいユーザーは、最大60分が月額650円で利用できる「通話パック60」もお薦め。6/3/1GBのプランも用意
●So-net モバイルサービス
プラン:0 SIM/値段:0円~
500MB未満のデータ通信が無料の、スマホのライトユーザー向け。それを超過しても2GB~5GBまでは1600円。月額+150円でSMSに、+700円で音声通話にも対応する
【房野麻子氏】
ケータイライター。出版社にて携帯電話雑誌の編集に携わった後、フリーランスライターへ。女性目線のモバイル端末紹介を中心に、雑誌やWebで執筆。AllAboutスマホガイド
― やればできる!スマホ節約術 ―
日刊SPA!引用
格安SIM 利用率上位8 サービスの利用者満足度は約70%。MMD研究所調べ
◆通信料を軽減して問題を解決!
総務省の統計によれば、携帯電話による通信量は、毎年右肩上がりに増加している。特にスマホユーザーはブラウザーやアプリの使用頻度が高く、通信量が増えやすい傾向にある。結果、設定されたデータ量の制限を超えて、追加で使用料を支払う羽目に陥るユーザーも多いだろう。
そんなデータ使用料を抑える術はないのだろうか。ケータイライターの房野麻子氏は、次のように指摘する。
「通信の使用料は、通信量をギガ単位で減らさない限り、安くすることはできません。例えば通信量を5GBで設定しているドコモユーザーが、月額の通信使用料を減らしたい場合、3GBも通信量を減らす必要があるんです」
そう考えるとメガ単位で、ちまちま通信量を節約しても月額使用料は減らせない。それよりも、できるだけ契約キャリアの3Gや4Gでの通信を使わないようにしたいところ。そのためには、例えばYouTubeやHuluなどの動画を視聴するのは論外だという。
「通信量を格段に引き上げてしまうのが、動画視聴でしょう。基本的なことですが、これをWi-Fi環境下だけに限って視聴することにすれば、ギガ単位で通信量が減らせる可能性も出てきます」
特にもったいないのが、自宅にインターネット環境があるにもかかわらず、スマホでの動画視聴には4G回線を使っているような人。こうしたユーザーは、まず自宅をWi-Fi環境にして、キャリア回線での動画視聴をストップすることから始めるべきだという。
さらに見直したいのが、オフィスでのスマホ利用。Wi-Fi環境のない企業では、スマホでのデータ通信量がかさんでしまう。そんな時に試したいのが、Windows PCを無線LANのアクセスポイント(AP)にする方法。無料ソフトをインストールすることでも簡単に実践できる。また、無線LAN USBアダプターを購入すれば、同様にPCをアクセスポイント化できる。ただし、これらは企業のセキュリティ設定により、使えない場合があることも留意しておきたい。
◆MVNOへの変更が抜本的な解決法
「そうした工夫すらできないのなら、MVNO、いわゆる格安SIMに変えるのが手っ取り早いですね。通話ができて、しかも3000円前後で通信量の制限がないサービスもありますよ。以前と違って、格安SIMに変更するのに特別な知識は必要ありませんし、ナンバーポータビリティで、今までの電話番号を継続するのも、即日で対応してくれます」(房野氏)
ドコモやau、ソフトバンクなどの巨大キャリアの安心感と信頼性の高さを考えると、なかなかMVNOに乗り換えるのは、気分的に難しいかもしれない。だが、例えばワイモバイルは、ソフトバンクグループのMVNO業者だ。通信エリアもソフトバンクと変わらない。
キャリアメールこそ引き継げないが、今や親しい人とは、LINEやフェイスブックなどでやり取りしているだろう。ナンバーポータビリティさえ適用すれば、MVNOに変えたなどとは、誰にも気づかれないはずだ。
<通信料が圧縮できる注目のMVNO業者&プラン>
●楽天モバイル
プラン:コミコミプラン/値段:1880~2980円
5分以内の“通話”が何度でもし放題のオプションを合わせて、2GB~4GBの高速データ通信が可能。対象端末が限定され、2年縛りがある。楽天スーパーポイントで支払いOK
●NTTコミュニケーションズ
プラン:OCNモバイルONE/値段:900円~
110MB(900円)~10GB(2300円)まで、データ容量を設定できる。音声通話(+700円)やSMS(+120円)にもオプション対応。8万2000か所のWi-Fiスポットが利用可能
●IIJmio
プラン:音声通話機能付き SIM みおふぉん ライトスタートプラン/値段:2220円
データ通信が中心だが、時々は通話もするという人向け。アプリで高速/低速モードが切り替え可。低速モードで通話すれば、通信量を節約できる。ドコモのiPhoneが使える
●BIGLOBE SIM
プラン:音声通話SIM 12GBプラン/値段:3400円
たっぷり12GBが使えて、音声通話にも対応。そこそこ電話もしたいユーザーは、最大60分が月額650円で利用できる「通話パック60」もお薦め。6/3/1GBのプランも用意
●So-net モバイルサービス
プラン:0 SIM/値段:0円~
500MB未満のデータ通信が無料の、スマホのライトユーザー向け。それを超過しても2GB~5GBまでは1600円。月額+150円でSMSに、+700円で音声通話にも対応する
【房野麻子氏】
ケータイライター。出版社にて携帯電話雑誌の編集に携わった後、フリーランスライターへ。女性目線のモバイル端末紹介を中心に、雑誌やWebで執筆。AllAboutスマホガイド
― やればできる!スマホ節約術 ―
日刊SPA!引用
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